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【熟年離婚】ちょっと待った!熟年離婚した後の将来を考えたことはありますか?

円満離婚

こんにちは。
リボーンコンシェルジュ
円満離婚アドバイザーの飯野馨己です。


今回は熟年離婚によくある末路について
お話ししたいと思います。


熟年離婚をされて、
後悔することの多いパターンを
お教えします。


まず、熟年離婚後、
一番後悔することであげられるのは

「経済的に困窮する」

ということです。


これは、男女共に見られますが、
特に女性が多いといわれています。


詳しく説明しますと
熟年離婚の場合、離婚後の収入を増やすということは
なかなか難しいという現実があります。


結婚している間は
専業主婦やパート勤務だった方が
正社員雇用されるには難しい年齢となっており、
収入を上げることが難しいうえに、
収入が落ちてしまうケースがあります。


また、離婚後、年金を分割してしまうと
これまで2人での生活とはいえ、
まとまった金額がもらえていたのに、

その半分の金額で、
離婚後の生活をしなければならず、
生活が厳しくなる場合があります。


また、それまで住んでいた家も
どちらかが出ることになったり、
もしくは、お互いに引っ越す必要が出てきますので、

それまでかからなかった家賃がかかるなど
結婚生活の時にはかからなかった費用が発生し、

財産分与のお金だけでは
生活が苦しくなってしまうということもあります。


特に女性の方、
熟年離婚される世代の方々ですと、

今ほど、共働きする時代ではなく、
パートや専業主婦の方が多く、

上記のようなパターンになる可能性が高いです。


では、男性の場合はどうかというと
男性も定年を迎え、収入がなくなる方もいて、
結婚生活を続けていれば、
現在の生活費で2人で生活ができていたけれど、

退職金や年金、財産など
全てが分割されてしまうので、
女性と同じように生活が困窮する場合があります。


ただ、生活が困窮するリスクは女性の方が高いでしょう。


後は、

「健康面でのリスク」です。


こちらの方は、男性の方が多いといわれています。


今までは、奥さまが健康面に気遣って
お食事を用意してくれたり、
お酒の飲みすぎを注意してくれたり、
という生活を送ってきたのが、

これまで家事をあまりしてこなかった旦那様方は、
家事を自分が全てやらなければならない生活になると、

どうしても外食が増えてしまったり、
生活が不規則になったり、
ついついお酒を飲みすぎてしまったりと
不健康な生活となってしまうリスクが出てきます。


以上のように、
このような健康面でのリスクは
男性の方が多いようです。


次に、

「孤独を感じることが多くなる」

ということです。


離婚後も元気なうちは
友人たちと交流したりして、
楽しく過ごすことができると思いますが、

だんだん出かけることが大変になってきたときに
孤独を感じるようになるようです。


ご夫婦で一緒に生活をされているときは
やらなければならないことがあり、
ストレスが溜まったりということもありますが、

いざ、一人での生活となると
やはりさみしさを感じて後悔なさる方も多いようです。


また、

「交友関係の維持が
困難になる」

ということもあります。


これはなぜかというと、
離婚後の生活が困窮してくると
友人と遊ぶお金も捻出することが
難しくなるからです。


以上、熟年離婚をお考えの場合は、
しっかりと経済面などを
シミュレーションしたうえで
離婚の方向に進んでいただきたいと
思います。



<まとめ>
熟年離婚後のよくある後悔としては

・経済的な困窮になってしまう可能性がある
・健康面でのリスクの可能性
・孤独を感じてしまうことがある
・交友関係の維持が困難になることがある


上記のような、後悔をしないようにするために
離婚に進む前に離婚後の生活を
よくシミュレーションしましょう。






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