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【離婚問題】離婚する原因はこれ!

円満離婚

こんにちは。
リボーンコンシェルジュ円満離婚アドバイザーの飯野馨己です。


今回のテーマは離婚の原因ランキングです。


司法統計「性別離婚申し立ての動機別割合の推移」を基に
お話ししたいと思います。


これ見ると、まず気が付くことは、
男性よりも女性の方が離婚の申し立てをしている総数が多いです。


よって、数だけで比べるのは難しいのですが、
男女別の離婚申し立ての動機ランキングを見てみましょう。


男女ともにダントツの1位は「性格の不一致」です。


私がこのお仕事を始めた15年前は、
「性格の不一致」が離婚理由にはありましたが、
ベスト3の中には入っていませんでした。


しかし、今は男女ともに堂々の1位に「性格の不一致」が
離婚申し立ての動機として挙げられています。


このように性格の不一致や価値観の違いで
離婚をしたいと思う方が多いのですが、

調停や裁判では、離婚事由がないとして
離婚の判決が出にくいといわれています。


よって、性格の不一致や価値観の違いで離婚をされたい方は、
話し合いをして【協議離婚】をされた方がよいと思います。


こちらは、案外知らない方が多く、
私のお客様でも、調停や裁判で3年間頑張っても離婚できず、
その後私の所にいらして、ご自分で離婚の話し合いを進めて
2か月半ほどで離婚された方がいらっしゃいます。


ぜひ、知識として覚えておかれるといいと思います。


次に
男性のランキング2位は「異性問題」で、
女性のランキング5位に「異性問題」となります。


総数が女性の方が多いので、
ランキングは低くても、
女性の異性問題を動機とする数は
男性よりも多いです。


ただ、男性のランキングにも女性のランキングにも入っており、
15年前、浮気問題はベスト3に入っていました。


なのでこのような異性問題は
ずっと長い間続いてきたのですが、

15年前に比べると
男性が妻の浮気でご相談に来られるケースが増えてきて
女性と変わらなくなってきているのかなと思います。


次に
女性のランキング2位を見てみると
「暴力を振るう」となっています。


いわゆる、【DV】というものですね。。


やはり男性の方が、女性に比べて力が強く、
女性の方が男性の暴力に耐えかねて離婚を考えるのは
当然の事かと思います。


ちなみに15年前のベスト3は、
「浮気」「DV」「浪費・借金癖」でした。


「暴力(DV)」は、いまだにランキングの上位を占めているのだなと
思います。


あとは、「モラハラ」ですね。


これは、男性のランキングは3位、女性でのランキングは4位になります。


私の感覚からも、男女ともに年々、
モラルハラスメントの問題は
増えているように思います。


おそらく、昔からこの問題はあったのだと思いますが、
モラルハラスメントという言葉が頻繁に聞かれるようになり、
情報も沢山出てきているので、

ご自分も当てはまるのではないかと気づく方が増えてきて
ランキングも上がってきたのではないかと思います。


このように情報がたくさん出てきて、
自分の問題に気付くことができることは
大事なことかと思いますので、

ご自分もチェックされてみるといいと思います。


次に女性のランキング3位は、
「生活費を渡さない」となります。


おそらく、これは調停などで婚費費用請求をされる方が
多くいらっしゃるからなのではないかと推測されます。


こちらは調停でも請求ができますし、
弁護士さんにご相談される際も
こちらのお話が出てきますので、

ぜひ困っている方は調べてみるとよいかと思います。


あと、男性のランキングの4位、女性のランキングの9位に
「家族との折り合いが合わない」というのがあります。


こちら少しびっくりしたのですが、
夫が妻に対して家族との折り合いが悪いので、
離婚をしたいという方が、
結構いらっしゃいます。


家族との問題というと
嫁姑問題やお舅さんや小姑とのお嫁さんの問題を
想像していたのですが、

案外男性のランキングは4位と高いですね。


どうして、このようなランキングになるのか
推測してみると、

男性のお客様の中に
ご自分のお母様と妻の折り合いがあまりにも悪く、

自分の母親から
妻と分かれるように説得されてしまうケースや
自分の両親と同居している中で
嫁姑問題に巻き込まれて疲れてしまったケースなどが
あるのかなと思いました。


次に「浪費癖」が、
男女ともに6位にランキングされています。


15年前はベスト3に入っていたのに、
総数は同じかもしれませんが、

ランキングが下がってきた理由としては、

今は、共働きの方が増えてきて
お互いに浪費癖や借金に関与しなかったり、

自分の給料は自分で管理される方も増えてきて、

このような問題で離婚するという事にはならない
というようになってきたのかなと思いました。


次、男性のランキング7位は
「同居に応じない」となります。


これは、男性が別居をしている妻に
婚費費用を払い続けているケースで

妻の方は夫と同居せず、
このまま婚費費用を貰い続けて
別居したままを望んでいるケースかなと
思いました。


夫の方からすると、
生活費を渡しているのに
ずっと同居もしてもらえないと
不満に思っているケースなのだと
思います。


次に、男性のランキング10位と女性のランキング7位に
「家庭を捨てて省みない」というのがあります。


これは、男女ともにランキングされ、
やはり、15年前とは変わってきているのだなと
新鮮に感じました。


また、女性のランキング8位は
「性的不調和」となります。


これは、いわゆる【セックスレス】だと思います。


お子さんが欲しくても
セックスレスでできないという不満を
お持ちの方が結構いらっしゃいます。


女性だけでなく、男性にもセックスレスの不満を
抱えている方は多いので、
しっかりと話し合いをしないと、
離婚につながるケースが多いのかなと思います。


また、男性のランキング8位に
「異常性格」があります。


これは、男性が女性に対して感じているものですが、
【産後クライシス】の問題が絡んでいるのかなと
思いました。


それは、
お子さんが0~2歳の方の離婚率は
非常に高く、

この時期に離婚申し立てをするご夫婦は
奥様がホルモンのバランスを崩してしまい、
攻撃的になったり、
精神的に不安定になったりして、

通常の性格ではなく、
一時的にそうなってしまう事があります。


もしかしたら、そのようなことを知らない、
又は、知っていても耐えきれなかった旦那様が
離婚の動機に挙げられているのかなと
思いました。


<まとめ>
ランキング1位の「性格の不一致」で離婚を考えている場合は、
調停裁判では、なかなか離婚できないので、
ご自分で話し合いの機会を作って、
【協議離婚】すると良いです。

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