こんにちは。
リボーンコンシェルジュ
円満離婚アドバイザーの飯野馨己です。
今回は、離婚をするかしないかの基準、
主にどういう時に離婚をした方がよいか
ということについて
お話ししていきたいと思います。
まず最初に
一番気を付けていただきたいのが
どんなことがあっても
一時的な感情で勢いで
離婚をすることだけは
避けていただきたいと思います。
特にお子さんがいらっしゃる場合、
お子さんの生活にも
関わってくることですし、
離婚した後に
自分自身も後悔するケースが
お子さんがいらっしゃる場合の方が
多くなるので、
気を付けてほしいと思います。
例えば、
お相手が浮気していることが
発覚し、
「もう浮気したから離婚よ！」
というような形で、
お付き合いをしている時と
同じ感覚で
すぐに離婚をしてしまう
というようなことは
避けていただきたいです。
もちろん、
浮気を許せないので、
離婚をしようという
決断をすることはあると思いますし、
浮気が原因で離婚をされる方も
たくさんいらっしゃいますので、
それ自体は悪いことではありません。
しかし、
とにかくじっくり
本当に浮気を許すことは
難しいのかとか
自分自身に向き合って
じっくり考えて
その上で
やっぱり許せない
この後、信用も信頼もできない
だから、離婚をしたいと
しっかり考えて結論を出して
いただきたいと思います。
私はしっかり考えているわよ！
という声が聞こえてきそうですが、
1か月くらいで
パンッって離婚されてしまう方も
かなりいらっしゃいますので、
私としてはしっかり覚えておいて
いただきたいと思っています。
また、具体的には
どういう風に考えればいいか
ということですが、
まず、どんな生活だったら
自分にとって幸せか
ということを
考えてみるといいと思います。
例えば、
自分がパートナーと毎日
どんな生活をどんな雰囲気の中で
送っていきたいのか、
また、お子さんがいらっしゃる場合は
お子さんとの関係において
どういう家族であったら
自分にとって幸せか
ということを考えてみると
いいと思います。
自分が楽しくいること、
自分の幸せということについて
1回向き合って書き出してみるのも
いいですね。
そうやって書き出してみて
やっぱりこういう生活がいいなぁという
自分の理想的な生活が見つかったら、
では、
その自分の理想的な生活を実現するために
パートナーとの関係性が
どういう状態であればよいか
と考えてみます。
例えば、
家の中が毎日楽しくて、
整理整頓されており、
きれいで気持ちよく生活ができるのが
いいなぁと思った時、
それをお子さんとパートナーと
一緒にそれが今実現できるのか
と考えてみます。
パートナーは、靴下をそのまま
その辺に脱いでしまうようなタイプ
だとすると、
あぁ、実現は難しいなと思いますよね。
でも、
難しい＝離婚ということではなく、
パートナーが靴下をその場に
脱ぎ捨ててしまうということに対して
1回話をしたり、
自分で改善の余地があるのか
というところまで
どこまで自分の中で妥協できるのか
とか
どこまで自分の理想の結婚生活を
パートナーと擦り合わせができるか
ということを含めて
一回きっちり考えてみること
が必要かなと思います。
そういった過程を経て、
どうしてもパートナーとは
理想の結婚生活を過ごすことは
無理だと思ったのであれば、
離婚を決断するというのも
いいかと思います。
あとは、
5年後、10年後の
自分の理想の未来を
考えてみましょう。
先ほどは、
今現在の幸せな生活における
現状の摺合せで基準を決めて
考えてみたのですが、
次は、
もっと先の未来に
自分はどういうような生活を
していたいのか
ということを考えます。
例えば、
すごくバリバリ仕事をしていて、
こんな好きな仕事をして
こんな生活をしていたい
という風に考えたとしたら、
そういった生活が
パートナーと一緒に得られるのか
とか
このパートナーと一緒に継続できるのか
など、
5年後、10年後の理想の生活と
現在のパートナーシップを
照らし合わせた時に
叶うと思うか、叶わないと思うか、
また、
できると思うか、できないと思うか
と考えてみるということです。
そして、こちらも同じように
未来の理想的な生活について
パートナーと話し合った上で、
そこに向かっていくことができるのか
いや、パートナーは理解してくれない、
この人とは無理だと思うのか
という基準で
離婚をするかしないかを考え、
また、離婚をするタイミングは
1年後なのか3年後なのか
というように決めていく
ということになります。
一番大切なことは、
一時的な感情で決めるのではない
ということ。
たとえ、浮気をされてしまい、
ショックを受けたとしても、
今後、この人とどんな生活ができたら
幸せなのか
お互いに信頼関係ができて
浮気の心配をすることがなくなり、
パートナーが自分のことを
愛してくれていることを感じられることが
自分の幸せなのだと考えたら、
それがパートナーとの間で実現できるのか
と考えてから、離婚の判断をしましょう。
それは、将来的な部分でも、
同じように考える必要があります。
離婚は人生の大きな岐路です。
離婚はお子さんの人生にも
関わる問題です。
今の段階での基準、そして、
5年後10年後の
自分の理想の家族生活への基準
その2つの視点で考えてみて、
離婚をするかしないかを判断すると
良いと思います。
考えるときには
ノートに書きだすなどして
整理するのはとてもオススメです。
離婚の判断に迷っている方は
ぜひ一度やってみてくださいね。
【離婚相談】離婚を決断する基準
