こんにちは。
リボーンコンシェルジュ
円満離婚アドバイザーの
飯野馨巳です。
今回のテーマは
「モラハラが対処できる!7つの方法」
についてお話ししたいと思います。
実は、モラハラをされる方は
とにかく「自己肯定感が低い」
といわれています。
すごい強気で
理路整然と話をしたりしますが、
心のどこかに自信がなかったり、
割とびくびくしていたりする部分も
あります。
ちょっとそこを頭に入れていただき、
対処法について考えていきましょう。
1番目は、
「モラハラを指摘する」
ということです。
モラハラを実際に受けている方は
精神的に怖く感じてしまい、
なかなか実行するのは
難しいと思われると思いますが、
実はモラハラをしている方は
相手にモラハラをしているという自覚が
全くない場合が多いんです。
それどころか、
自分は相手のためにこれだけしてあげてる、
実は私は良い人なんだ、
というように思っていることも
多いようです。
なので、「これはモラハラだよ」と
指摘してあげるのは
すごく良いことなんです。
はっきりとモラハラだということを
指摘したうえで、
具体的に自分がそういうことを言われて
どれだけ傷ついているかということを
キチンと伝えることも大切です。
そして、最後に
「今後はこういうことはやめてほしい」
ということを
毅然とした態度で伝えるということも
必要になります。
少し勇気は必要かと思いますが、
試してみるといいと思います。
2番目は、
「非がない時には謝らない」
ということです。
お相手のテンションが上がってきて
こちらもどんどん辛くなってくると
耐えきれなくなり、
つい、これ以上
この状態を長引かせたくないために
こちらに非がないことでも
謝ってしまうことがありますが、
実は、これは逆効果になってしまうことが
あります。
なぜかというと、
「自分はやっぱり正しいんだ!」
と思わせてしまうことになり、
モラハラの態度を
更にパワーアップさせてしまう
ということがあるからです。
なので、自分が悪くないと思うときは
「謝らない」
ということを覚えておいてください。
どうしても、
お相手の話が長くなってきたり、
ワーッと言われてしまうと
自分の気持ちが耐え切れなくなり、
早く終わらせたい。。。
謝った方が早い。。。
と考えてしまいがちですが、
少し頑張って、
自分が悪くないときは、
謝らないようにしましょう。
3番目は、
「まともに相手にしすぎない」
ということです。
モラハラをする方の特徴として、
自分を見てほしい、
自分をかまってほしい、
という態度の裏腹な気持ちから
モラハラが始まる
と言われています。
つまり、
自分をかまってほしい、
自分を注目してほしいので
モラハラをする
ということなんです。
なので、ここで
あまりまともに相手にされず、
無視されたり、
サラリと流されたり、かわされたりすると
モラハラをしても
気持ちのアピールができない?
自分のことをかまってくれるようには
ならないかも。。。
何か違うかも。
と感じるようになります。
もし、モラハラ行動が起こった場合は
はいはいという感じで
受け流しておく、
また、自分の中で受け流す、
謝ったり、対応などせず、
サラーッと流してしまって
無視するくらいな気持ちで
対応するといいと思います。
そのような態度に
相手が怒ってしまっても、
ああ、そうなのね
とサラッと受け流してしまってください。
4番目は、
「毅然と言い返す」
ということです。
先ほどのパターンのように
無視をしたりすると
相手が怒ってしまうようなことも
ありますが、
そのようなときも含め、
とにかく毅然とした態度で
強気に出るとよい時があります。
モラハラをする人は
自分は上に立っていて
上から物をいうことで
自分は相手にかまわれている
と思っているこの関係が
夫婦関係を構築している
1つのパターンに
なってしまっているので、
これをきっぱりと
自分の気持ちを毅然とした態度で
「それは違うんだ!」
「そうじゃないから!」
と理路整然ということによって
相手がおとなしくなることがあります。
例えば、
相手の言う通りにしたのに、
怒られたとしますね。
怒られるたびに、
ではどうしたらよいの?というように
対応してしまいがちですが、
しっかりと筋道を立てて
「あなたの言う通りにしたのだから
私は悪くない」
としっかり伝えることが大切です。
5番目は、
「周りに助けを求める」
ということです。
モラハラタイプの人は
周りからはよい人と思われている
というケースが多いです。
良い夫だったり、
良い妻だったりするので、
友人に実は...と相談しても、
あんなに良い旦那さまなのに。
あんなに良い奥様なのに。
と言われてしまうことが
結構あると思います。
なので、
あなたは精神的に
どんどん追い詰められてしまうと
思うのですが、
本当は違うのよ。
ということを
丁寧に説明をして、
お友達1人だけでよいので
理解者を作る
ということが大切だと思います。
それは、
とても苦しくなっているのに
誰にもわかってもらえない、
周りは夫(妻)が良い人だと思っていて
自分だけしか、わからない
というように
切なさや孤独感を感じてしまうことが
あると思いますが、
誰かにわかってもらうことで
そこから突破口が開けることもあるので、
1人でいいので、
理解者を作るように努力してください。
6番目は、
「別居をする」
ということです。
単純に、別居をすると
精神的に楽になる
と思います。
例えば、女性の場合は
夫が帰ってきたら
また何か言われるかもしれないと
ハラハラしながら
家で夫の帰りを待っている状態が
なくなりますし、
男性の場合は
家に帰ったら、
また妻に何か言われるのではないかと
帰宅する足取りが重くなったり
という状態から
抜け出すことができます。
長い間、モラハラを受け続けていると、
洗脳されてしまい、
どうしても、
自分にも悪いところがあったんじゃないか
と考えてしまうようになります。
しかし、
今のこの状態は、
モラハラをする人の問題であって、
自分が問題なのではない
ということが、
相手と物理的な距離を保つことで
自分の立場は状況を
冷静に判断できるようになり、
理解できるようになってきます。
別居は、
モラハラを毎日受け続けている状態から
離れる方法として
考えてみてもよいかと思います。
7番目は、
「モラハラの状況を集める」
ということです。
将来的に、
離婚をする、しないにかかわらず、
モラハラの証拠は集めておいた方がよい
と思います。
証拠集めの1つの方法としては、
「録音をとる」ことです。
法的な問題を心配される方も
いらっしゃると思いますが、
第三者に公開するような場合は、
個人情報となりますので、
名誉棄損などの問題があると思いますが、
夫婦間の問題であり、
第三者に公開するのではなく、
弁護士や裁判などで使用する場合は
一般的な公開場所とは異なりますので、
問題ありません。
また、
メモを取っておくことや
日記を書くことも有効です。
日々の記録は、重みがあり、
蓄積は力になります。
<まとめ>
①モラハラを指摘する
②非がない時には謝らない
③まともに相手にしない
④毅然と言い返す
⑤周りに助けを求める
⑥思い切って別居をする
⑦証拠を集める
勇気をもって、
モラハラに対応していきましょう。