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モラハラの原因はこれ!

円満離婚

こんにちは。
リボーンコンシェルジュ
円満離婚アドバイザーの飯野馨己です。


今回のテーマは、
「モラハラの原因について」
お話ししたいと思います。


まず、モラハラをするタイプの人は、
普段、自信がありげにお話しされる方が
多いと思います。


いつも私の方が正しいんだ
というような話し方をされる
と思うのですが、

実は自分に自信がなく、
このような方がモラハラをする
といわれています。


最近、自己肯定感という言葉を
耳にされる機会も多いかと思いますが、
自己肯定感が低い方が
モラハラになりやすい
です。


それは自分に自信がないことの
裏腹な気持ちとして

自分はこんなにスゴイんだ!と
見せたくなってしまう

というのもありますが、

自分が自己肯定感が低い
ということに気が付いておらず、

自分はスゴイと思い込んでいる方、
つまり、
潜在的に自己肯定感が低く、
自分に自信のない人が
モラハラをするケースが多いようです。


また、
親のモラハラを見て育った人
自分がモラハラをするようになるケースが
多いです。


例えば、父がモラハラ夫で
母が苦しんでいる姿を見て育った場合、
子どものころは、
そんな父親をひどい人だと思っていても
夫婦・家族とはそういうものだと
長年の間に刷り込まれてしまい、

自分も結婚後気が付いたら、
父親と同じように
モラハラをしてしまっている
ということがあるようです。


また、
自分が親からモラハラを受けていた
ということも
モラハラをしてしまう原因になる
ことがあります。


虐待に関しても、
連鎖することがありますが、
モラハラも似たようなケースとなります。


・親から威圧的な態度を受けていた
・親が子どもにモラハラをして、
自分の思う通りに動かそうとしていた

というような
モラハラの親子関係の中で育ってくると

それに対して不満を持っていたり、
なぜ親はそんな風に自分のことを
コントロールしたがるのだろう
と思っていても、

そのような形での親子関係や
コミュニケーションしか
学んでいないので、

大きくなってからもどうしても
モラハラコミュニケーションをしてしまう
ということになります。


虐待に関しても、
虐待を受けているときは
とても苦しく辛かった
という経験があるにもかかわらず、

大人になってから
自分の子どもに虐待をしてしまった
というケースも珍しくありません。


そこで、
自分のパートナーが
どのような環境で育ってきたのか、
パートナーの親子関係に
目を向けてみる必要があります。



さらに、
過干渉の親を持つ人
モラハラをしやすい人になるようです。


親の言う通りにせず、失敗したときに、
親から
「言う通りにしないから失敗したんだ」
というように
親の言うことさえ聞いていれば、
安心安全だと刷り込まれてきた人は

自分で判断をして何かをするよりも
親の言う通りにしていれば、
怒られることもなく、
失敗もせずに済むので、
その方がよい
と考えるようになってしまいます。


しかし、実際は社会に出れば、
自分で判断しなければならないことが
数多くあり、
時には失敗することもあります。


すると、それが
過度なストレスとなってしまいます。


過干渉の親に育てられた人は
自分で判断をすると失敗する
と思っているので、
元々、自己肯定感が低い人です。


自分が様々なことを
判断するということも
失敗するということも
経験値が少ないため、

過度なストレスとなってしまい、
その発散口として
家族に当たってしまうという形で
モラハラをする場合があります。


次に、
親が過保護だったということも
モラハラの原因になるようです。


先ほどの過干渉と少し似ていますが、
親が全てやってくれて、
甘やかされて育っている
というのが過保護の特徴です。


親が全て先回りして
いろいろなことをやってくれているので、
自分はすごくできているように
感じてしまい、
自分は万能でスゴイ
と勘違いしてしまう傾向にあります。


子どものうちは、
「〇〇ちゃん、スゴイわね!」と
親に褒められて育ってきたけれど、

いざ、社会に出てみると、
自分は万能なはずなのに、
誰にもほめてもらえず、
「もっと評価されてよいはずなのに」
と不満を感じ始めます。


そして、これまでずっと親がらみで
物事がうまく回ってきたにも関わらず、
そのような不満から
「もっと構ってほしい」
と思うようになるので、

モラハラの典型的な行動や態度が
家の中で出てきます。


自分はスゴイと思っているので、
パートナーである奥さんや旦那さんが
自分をあまり評価してくれないと、
自分を構ってほしくて
モラハラをするということになります。


また、
大切な人から裏切られたことがある
ということもモラハラの原因になります。


大切な人から裏切られると、
「所詮自分はこんなものなんだ」と
自己肯定感が下がり、

「こんな自分だと
また裏切られるかもしれない」
という思いが、

外面では一生懸命虚勢を張って、
「自分は裏切られるような人間ではない、
もっとすごい人間なんだ」
と思われるように、

周りにはよい人になり、
本来の自分とは違う自分を演じてしまう
ということがあります。


モラハラの場合、
外ではよい人間に見えていても、
うちに入り、身内になったときに
元々の自分が出てきてしまい、

自分の自己肯定感の低さから
モラハラをしてしまうのです。


また、もともと
コミュニケーションが苦手なこと
モラハラにつながってしまうようです。


コミュニケーション、対人関係が苦手で
外では、そう見せないために、
一生懸命無理をしているので、
過度なストレスがかかることとなり、

家に帰ったとたん、
そんな頑張りの緊張感が
プツンと切れてしまい、

妻や夫にストレスを発散したり、
お相手の自己肯定感を
蔑むような言い方をしてしまう
ということが起きてしまいます。


更に、仕事などで
大きなストレスを抱えていること
モラハラにつながるケースがあります。


誰でもストレスはありますよね。


なので、
ストレスがある人はみんな
モラハラをするかといえば、
そうではありません。


これは、
小さい時からの生育の問題があったり、
外では本来の自分が出せず、
頑張っているところに
さらに大きなストレスがあったりと、

様々な要因が重なったとき
起こることが多いです。


やはり、
過度なストレスを抱えている状態が続くと、
モラハラスイッチが入りやすい
ということだと思います。



<モラハラになりやすい原因まとめ>
①自分に自信がない
②親同士のモラハラ
③親からのモラハラ
④過干渉な親
⑤裏切られた経験
⑦対人関係が苦手
⑧過度なストレス

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